
新生活の出会いや忙しさのなかで、一息つく時間は何よりの贅沢です。 近年、ティーバッグは素材や形状の進化により、リーフティーに引けを取らない本格的な味わいを手軽に楽しめるようになりました。かつてのイメージを覆す、あえて選びたい名品が続々と登場しています。 今回は、デザインと味わいを両立した10アイテムを厳選。紅茶から抹茶まで、自分へのご褒美や大切な人へのギフトにぴったりのラインナップをお届けします。
Index
① YMY「玉露ハーブティー」
老舗の技術が生んだ、玉露とハーブの新しい調和
海苔の老舗というイメージがある〈山本山〉。実は玉露を発明した元祖・煎茶商であることはあまり知られていない。この春誕生した新ブランド「YMY」は、伝統的な茶葉に現代的なハーブやフルーツを掛け合わせた新感覚のシリーズ。
中でも「玉露ハーブティー」は、玉露特有の濃厚な旨味を柑橘やハーブの爽やかな香りが引き立て、出汁のような深みがありつつも後味は驚くほど軽やか。春限定の玉露ハーブティー「苺」は、乾燥苺の酸味と茶葉の自然な甘みが調和し、上品な風味に。和洋を問わず食事やスイーツに寄り添う懐の深さも魅力。
② ル・ベネフィック「セレブレーション」
1本ずつ摘み取られた贅沢なネイチャーティー
フランス発「ル・ベネフィック」のハーブティーは、ティーバッグという枠を超え、摘み取った野生のハーブをそのまま乾燥させたスティック状。茶葉を刻まないことで、植物が本来持つエッセンスを逃さず閉じ込める。お湯の中でハーブが元の形へと戻っていく過程で、野山を歩いているかのようなフレッシュな香りが室内に広がるのも醍醐味。植物のエネルギーを丸ごといただくような、唯一無二の贅沢な一杯を。
③ 茶屋すずわ「抹茶ラテ」
茶葉の濃さに驚く本気ラテ
江戸から続く静岡の老舗茶屋〈鈴和商店〉が、静岡・朝比奈のてん茶を原料とする上質な抹茶を、コクのあるミルクで仕上げた抹茶ラテ。一般的なインスタントラテとは一線を画す、圧倒的な抹茶の深い味わい。甘すぎないので、仕事中のエネルギーチャージや一日の終わりのリラックスタイムにも最適。アウトドアにも◎。満足感の高い一杯。
④ TAKIBI BAKERY「旅する紅茶」
個性豊かなブレンドで、世界の茶文化を旅する
マッチ箱サイズのパッケージがかわいい「旅する紅茶」シリーズ。スパイスを効かせた「チャイ」や、塩漬桜葉をつかった「アメリカンチェリー」、中国・福建省の花茶「茉莉春毫(モーリーチュンハオ)」など、世界各国の茶文化を背景にした多彩なラインナップ。気になるフレーバーを1個から試せるのも嬉しい。カスタマイズして選んで、バラエティ豊かなセットとして贈るのもおすすめ。
問合せ/TAKIBI BAKERY(CIRCUS) info@circus-co.com
⑤ CHA YUAN「メッセンジャーバードのTEABAG」
フレーバーティーの深淵なる世界へ
鳥が描かれたティーバッグがカップの縁に佇む、愛らしい造形以上にこだわり抜かれているのが、茶葉の品質。フランス・リヨンにあるティーメゾン「CHA YUAN」は、フレーバーティーの新しい味わいを教えてくれる。紅茶はもちろん、緑茶や烏龍茶、茶外茶と幅広いベースのラインナップが30種類以上。そのどれもに詩的なネーミングがつけられている。ぜひ他のラインナップもチェックして。
⑥ 櫻井焙茶研究所「煎茶」
名店の味をサステナブルに持ち帰る
東京・南青山の茶房で、お茶の新しい価値を追求する「櫻井焙茶研究所」。その本格的な味わいをお家でも楽しめるティーバッグには、自然環境への配慮も込められているのが特徴。ティーバッグ本体には、トウモロコシのデンプンを原料とした植物由来の「ソイロン」素材を採用。土に還る生分解性フィルターを使用することで、マイクロプラスチックの問題にも配慮したサステナブルなデザインに。今の時代にふさわしい一杯。
⑦ 丹羽茶舗「カカオ煎茶&マコポン和紅茶」
老舗の進化系ティーにギャップ萌え
創業133年の老舗ながら、自由な発想で新しい日本茶の形を提案する「丹羽茶舗」。地元・大分の果樹園で生まれたオリジナル柑橘マコポンの皮を乾燥させ、大分産和紅茶とブレンドした「マコポン和紅茶」は、フレッシュな香りが弾ける華やかさ。「カカオ煎茶」は、緑茶にカカオの外皮を合わせるという超変化球! にも関わらず、カカオのビターな香りと煎茶の旨味が驚くほど調和。ベースの茶葉が高品質だからこそ遊び心も美味しく着地する、老舗の傑作。
⑧ SABOE「T., Collection 6 熟 Juku」
ヴィンテージワインのような深い余韻
デザイナー・緒方慎一郎が手がける日本茶事業「SABOE」が展開する「T., Collection(ティーコレクション)」。日本茶と果実や穀物などを合わせたブレンドティーが揃うが、中でも「T., Collection 6 熟 Juku」は茶葉を寝かせることで、フレッシュな新茶とは対極にある熟成香を引き出した日本茶。
ドライフルーツのような甘い香りと、まろやかな口当たりが特徴で、高級なヴィンテージワインやウイスキーのような複雑な余韻も。お茶の知識が深い人も唸らせる完成度の高い一杯。
⑨ LITTLE WONDERS HERB&TEA「ハーブティー」
悩みや不調に合わせてハーバルセラピー
日々の体調に合わせて選べるハーバルセラピー(植物療法)に基づいてブレンド。原料はオーガニック、無農薬、またはワイルドクラフト(野生種)の茶葉のみという徹底したこだわりよう。ゆるやかに不調の回復を助けてくれるセルフケアのお守りとしてぴったり。カップから立ちのぼる湯気にはアロマテラピー効果も。深く呼吸しながら味わえば、内側からエネルギーが満たされていくのを実感できるはず。
⑩ kaguwa「紅緋」
日本の風土が育んだ、桃と桜の上品な香り。
ティーソムリエである楢原亮さん自ら日本中の茶園を回り、香りの優れた希少なお茶のみを厳選した和紅茶専門店「kaguwa」。シグネチャーティー「紅緋(べにひ)」は、海外産の紅茶に比べて渋みが少なく、マイルドな口当たり。砂糖を入れずとも、茶葉そのものが持つ蜜のような甘みが広がる。日本産紅茶のポテンシャルを実感できる逸品。










































