料理家・長谷川あかりさんによる連載「頼りにしてます!」。今回は、『飯尾醸造』の富士玄米黒酢です。
information

『飯尾醸造』の富士玄米黒酢
古式「静置発酵」の後、ゆっくりと長期熟成し造られる。500ml ¥2,376(富士酢醸造元 飯尾醸造)
キッチンに常備しておくといざというときに助けてくれる! 料理家の長谷川あかりさんにとってのそんな
。今週は、芳醇な香りが魅力の黒酢です。若い頃からお酢の味わいが好きという長谷川さん。以前アシスタントを務めていたスープ作家・有賀薫さんが開催した“お酢の食べ比べ会”で出合って衝撃を受けたのが、京都にある老舗が造る、この「富士玄米黒酢」。
「いろんなお酢を味わいましたが、この黒酢を飲んだときのまろやかさ、香りの広がりには本当に感動しました。まるで日本酒を飲んでいるかのような味わい深さがあるんです。実は私、これをお湯で割って、塩昆布をちょっと入れて飲んだりもしています。すごく美味しいんですよ」

調味という意味でのお酢の役割は、塩味の輪郭を際立たせ、そして平坦な味に立体感を出すこと、と長谷川さん。今回のメニューも、ご飯に納豆と目玉焼き、薬味をのせ、黒酢を垂らしてできあがり、というシンプルな一品。ほんの少しの黒酢でも、まろやかな酸味が素材の味を引き立て、とっても美味でした。
「使い方に悩む人もいるかもしれませんが、白身のお刺し身に醤油とごま油とともにかけてカルパッチョにしたり、塩味で焼いたお肉や魚にかけたり。使ってみると、味の奥行きがグッと広がると思います」
recipe
黒酢納豆丼(目玉焼きのせ)
① フライパンにごま油適量を入れ、卵1個を割り入れて目玉焼きを焼く。
② 納豆1パックに醤油小さじ1,1/2を加えて混ぜる。
③ 器にご飯適量を盛り②の納豆をのせ、削り節適量をかけ、刻んだ小ねぎとザーサイ(瓶詰めなど)を適量のせる。最後に①の目玉焼きをのせ黒酢適量を回しかけ、黒こしょうをひく。
Profile
長谷川あかり
はせがわ・あかり 1996年生まれ、埼玉県出身。料理家、管理栄養士。『長谷川あかりの「あたらしい」きほんの料理』(オレンジページ)が好評。
anan 2488号(2026年3月18日発売)より















