日々の食卓を彩るもので、環境保全を身近に。サステナブルで安心して食べられることに加えて、美味しさも魅力のSDGsフードをご紹介。教えてくれたのは、サステナブルフードPRの松浦裕香里さんです。
教えてくれた方
Profile
松浦裕香里
サステナブルフードPR 、ライター。オーガニック食品メーカー広報を経て独立。「未来に残したい持続可能な食」の美味しさと楽しさを発信。Instagramは@yukari_matsuura_

①「日本草木研究所」森の草木塩
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森から生まれた塩は、繊細で味わい豊か
次世代のために林業を守り、森の多様性を作るため、全国の里山に眠る植物の“食材としての可能性”を発掘するのがコンセプト。「杉の新芽、月桃の葉、アオモジ、山椒の葉などを使ったシーズニングソルトは、今までのハーブソルトとは一線を画す、繊細で豊かな香りが魅力。毎日使う食卓の塩で、森を活用することに参加できるのが嬉しい」。30g ¥1,995 https://nihonkusakilab.com/
② 民宿とおの「どぶ酢」
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どぶろくのお酢を使い、米づくりを応援したい
『とおの屋 要』のオーナーシェフ・佐々木要太郎さんが、土壌づくりから取り組んで育てた米を原料に、どぶろくを毎年製造。「柑橘のような爽やかさが持ち味のどぶろくと水のみで、米酢も造っています。こんなに美味しいお酢は初めて、と感動しました。ドリンクとしてもおすすめ。お米の無限の可能性と、新しい楽しみ方に出合えます」。500ml ¥1,296 nondo
③ 野路「パン・ド・カンパーニュ」
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滋味深いパンが伝える、自然体の持続可能性
地元農家の小麦やライ麦などを使い、手捏ねでゆっくりと生地を捏ね、時間をかけて発酵させたパン。大きく成形して薪窯で焼き込むため、水分がたっぷり閉じ込められて瑞々しく焼き上がる。時間が経つほど味わいが深まり、日持ちもする。「香り高く、ふかふかでやさしい美味しさです。原料、製造過程などどこを取っても持続可能な形で作られています」。2kg ¥2,800 https://noji-hi-bi.com/
④ 荒生勘四郎農場「自然栽培 種継ぎ14年〈亀の尾〉」
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生産者の支援になる、会費制マーケットの米
多様なアクションを通じ、食べる人も作ることに関わる、会員制オンラインスーパーマーケットが取り扱う、コシヒカリなどのルーツに当たる「亀の尾」。「商品の背景にあるストーリーも必読です。江戸時代の自然農法で育てた希少品種の米は、旨みや複雑な甘さなど、お米の奥深さと美味しさを改めて教えてくれました」。白米・分づき12合 ¥4,000 Table to Farm
⑤ 信濃屋「ありがとうビーフのスパイスキーマカレー」
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大切な命に責任を持つ。そのコンセプトに共感
全国の生産者とのつながりを大切にする食と酒の専門店『信濃屋』のオリジナル。「最近お気に入りのレトルトカレー。肉質の違いから、活用が限られていた松阪牛のお母さん牛(経産牛)。最後まで命には責任を持つべきだと、そのお肉を使い商品化したもの。木桶仕込みの八丁味噌とスパイスをふんだんに使っていて、香り豊かでコク深く美味」。200g ¥754 https://www.shinanoya-wine.jp/
anan 2486号(2026年3月4日発売)より














