番号順に、山本佳志さん、塩田将己さん、向山毅さん、青山隼さん、寺田真二郎さん、井筒雄太さん

2023年に結成、2024年9月にシングル『君の王子様』でデビューしたSHOW-WA。ファンの方からパワーをもらうことや、一緒に切磋琢磨してきたMATSURIの存在について、お話を伺いました。


―― ライブなどの現場を通じて、ファンの方からパワーをもらうことはありますか?

山本 僕たちは、1000人以上の方にイベントに来ていただいたことでデビューができたグループなので、本当に皆さんに応援していただいたからこそ今があると思っています。そして、皆さんの声のおかげで僕たちのショーが出来上がってきている感覚もあって。

青山 黄色い声援だけじゃなく、ファンミーティングやライブなどを経て、「ここが良かった」「もうちょっとここをこうしてほしい」という意見を言ってくださるんです。そんなに僕たちのことを考えてくれているんだなと嬉しくなるし、いい信頼感が芽生えているのかなって。励みになっています。

寺田 最近は、もともと僕たちのことを知っていて、イベントに来てくださる方も多くなって。会場にホーム感が生まれて、より素の自分が出しやすいのも、応援の力なのかなって感じています。

向山 ファンの方はもちろん、スタッフの方たちも愛情を持って応援してくださっていることを実感する瞬間も多くて、本当に皆さんのおかげで頑張れます。

井筒 僕たちそれぞれのメンバーカラーがあるんですけど、それだけじゃなく、グループカラーの赤を一緒につけて応援してくださる方が多い印象があるんです。グループ全体をすごく愛してくださっているんだなと嬉しくなりますね。

塩田 一人のメンバーが休んだり仕事でいない時でも、そのメンバーを推している方が当たり前にグループを応援にしに来てくださることですね。「SHOW-WAが頑張っているんだったら行くよ!」って。うちわを作るのだって大変だろうなと思うし。だからこそ、その声に一生懸命応えなければいけないとも思います。

向山 ライブなどの会場に来られない方もSNSで応援してくださったり、グッズを買ってくださったりして。皆さんの気持ちをいろいろな形で感じていますし、だからこそ、なかなか来られない方にどうすれば歌を届けられるかということは、いつもメンバーで話し合っていますね。

山本 おばあちゃんに「やっと来れたよ」と言われた時は、嬉しくて泣きそうになりました。

―― 一緒に切磋琢磨してきたMATSURIの存在はSHOW-WAにどんな影響を与えていますか。

青山 いまだにバチバチだからな。

5人 あははは(笑)。

塩田 でも、ライバルとしての戦いがあったからこそ、それぞれのグループが盛り上がったところはあると思っていて。僕たちだけだったら、今よりファンの方が少なかったかもしれないなって。

山本 絶対に負けたくないという気持ちが原動力になっていたので。

青山 僕はサッカーをやっていたのでわかるけど、やっぱり、ライバルチームがいるからこそ燃えるという側面は絶対にあるよね。お互いの色や個性が際立ち、伝わりやすくなったとも思うし。しかも、最近は一緒に曲を出したりと手を繋ぐような時もあって、いい関係だなと思います。これからも切磋できる関係性でいてほしい。

山本 先にデビューしたからこその責任感みたいなものもありました。僕たちが先にこけたら、MATSURIへの顔も立たないなと。

塩田 このプロジェクトが停滞しないように突き抜けていかないといけないなって。

山本 でもさ、MATSURIって朝からめっちゃ元気じゃない?

井筒 本当にそう。エネルギーに溢れているよね。それがハングリーさにも繋がっているというか。

塩田 赤い炎が燃え上がっている感じがする。僕たちは逆で、青い炎っていうか、そういう想いは見せないようにするタイプです。

寺田 向こうがガツガツだとしたら、こっちはフワフワかな。

向山 あと、MATSURIのみんなは、もともとアーティスト活動をしてきたメンバーが多いから、自分の見せ方がすごく上手だし、歌やダンスのスキルの高さが魅力。6人それぞれが、自分が一番輝ける方法を考えながらステージ上でパフォーマンスしているのが伝わってくるなと。

塩田 1人のテンションが高いと、それに負けないように他の5人もテンションを上げてきて、相乗効果で盛り上がっていくというか。

向山 ファンの方たちも、そのテンションや盛り上がりについていって、ものすごい一体感が生まれていてすごいなと思いました。

青山 僕の場合は、“今日は大丈夫かな、うまくできるかな?”という気持ちでパフォーマンスをしているから、全然違います。

―― 逆に、MATSURIに負けないと思うのは、どんなところですか?

井筒 ハプニングを味方につけるところかもしれないです。

塩田 MCの時とか特にね。

山本 だから何が起こってもいいように心構えをしています。

井筒 みんな、誰かが何とかしてくれると思ってるはずです。僕もMCをすることがあるけど、他のメンバーがいじってくれたりもするので。

向山 真ちゃん(寺田)は、お客さんもいじったりするよね。

寺田 メンバーだけじゃなく、お客さんを見ることも多いです。

―― 最後にanan読者が元気が出るような応援メッセージをお願いします。

井筒 僕たちは「夢をあきらめるな! オーディション」で集まった6人です。大人のメンバーたちが一生懸命、夢を諦めない姿をこれからもお届けしていくので、その姿を見て、皆さんもご自身の夢を諦めずに頑張ってもらえたら嬉しいなと思います!

向山 何事もやってみないとわからないと思うので、興味を持ったこと、やりたいことがあったら、とりあえずやってみるのが一番いいと思います。全力で挑めばおのずと結果がついてくるはず!

塩田 人生は本当に無駄なし! 今頑張っていることは、必ず後の人生に生きてくると思うので。何か困ったことがあれば、僕たちを見て元気を出してください。

山本 47都道府県を回ることを目標にしていて、これまで会えていない人にも必ず会いに行きたいと思っているので、待っていてもらえたら嬉しいです。早く実現できるように頑張ります!

寺田 皆さんはすでに、いろいろなことを頑張っていらっしゃいますよね。だから、僕たちが歌やパフォーマンスで背中をそっと押すことができたらなと。

青山 僕たちも同じ人間なので、もちろん悩みもあります。日々、自分やグループと向き合って壁を乗り越えているので、皆さんもきっと乗り越えられるはず。そういうメッセージや姿勢をパフォーマンスを通じて発信できる魅力的なグループになれるように頑張るので、一緒に前へと歩んでいけたらいいなと思っています。

Profile

山本佳志

やまもと・けいし 1988年6月21日生まれ、奈良県出身。元付き人&運転手。「けーしー」と呼ばれている。奈良市観光大使を務めている。俳優として映画やドラマなどにも出演。SNSで大好きな抹茶の情報を発信している。

塩田将己

しおた・まさき 1992年1月19日生まれ、東京都出身。元大手企業の営業マン。「まさきち」「すたぁ」などの愛称を持つグループのムードメーカー。『千鳥の鬼レンチャン』に出演するなど、さまざまな番組で高い歌唱力を披露。

向山毅

むかいやま・たけし 1988年7月19日生まれ、福岡県出身。以前はボーカルグループ・SOLIDEMOとして活動。愛称は「たけちゃん」。美容男子として知られ、日本化粧品検定2級を取得。えーすという名前の愛犬にメロメロ。

青山隼

あおやま・じゅん 1988年1月3日生まれ、宮城県出身。元Jリーガー。愛称は「じゅんじゅん」。「徳島ヴォルティス」のレジェンドアンバサダー。俳優としても活動し、ドラマ『心はロンリー気持ちは「…」FINAL』などに出演。

寺田真二郎

てらだ・しんじろう 1983年8月29日生まれ、愛知県出身。料理研究家。グループのリーダーで、「てらじろう」の愛称で親しまれている。最年長にもかかわらず、メンバーから一番いじられるという愛されぶりを発揮している。

井筒雄太

いづつ・ゆうた 1991年5月8日生まれ、神奈川県出身。元テレビ技術者。愛称は「つっつん」。毎日1時間、自宅で筋トレをしたり、韓国語の勉強をするなど努力の人。人と話すことが好きで、笑うとなくなる目がチャームポイント。

SHOW-WA

しょうわ 2023年に結成、2024年9月にシングル『君の王子様』でデビュー。今年4月に2ndシングル『外せないピンキーリング』をリリース。『ぽかぽか』に出演中。9月27日のNHK福岡『六サテ!~九州沖縄サテライブ~9月号』、10月26日放送のNHK『新・BS日本のうた』などさまざまな番組に出演。

写真・JOJI(RETUNE Rep) ヘア・小園ゆかり メイク・小野紗友美 寺門侑香 取材、文・重信 綾

anan 2464号(2025年9月24日発売)より
Check!

No.2464掲載

応援の流儀

2025年09月24日発売

目標に向かい頑張る人たちを見守ることで、心が躍り、パワーをもらえる。今号のananは「応援」を切り口に、スポーツやエンタメなど様々なジャンルの方々に登場いただき、応援する側、される側の心理をインタビューを通して考察するほか、最新の推し活アイテムなども取り上げます。

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共感力が高まりやすい日です。周りの人たちの考えや感情に同調することで親しみやすさが増す一方、不安や心配にも感化されてしまう傾向も強まるため、根拠のない情報や感情論に振り回されないように気をつける必要もあります。とはいえ友達や、イベントなどで集まった人たちとの一体感を味わうのに良い日だと思われます。

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