【未掲載カット公開!】『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』撮影後記

エンタメ
2025.04.17

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の監督、キャストのみなさん

anan2440号のバックカバー、2441号のグラビア企画と、2号連続でanan誌面にご登場いただいた『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の監督、キャストのみなさん。誌面に載せきれなかった未掲載カット26点を、取材日の編集後記とともにお届けします。

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取材を行ったのは2月23日、みなさんが新宿バルト9で大ヒット御礼舞台挨拶を行った後。第1回目の舞台挨拶取材を終えた編集部スタッフは大急ぎで都内スタジオに移動し、到着されるみなさんをお待ちしました。

この日のスタッフは、カメラマン、ライター、編集はもちろんのこと、動画カメラマンやスタジオアシスタントに至るまで、本作を愛する“寨民”揃い。編集部の作品ファンも手伝いに駆け付け、最大限のおもてなしをすべく、食べ物と、お茶各種などの飲み物を取り揃え、緊張の面持ちで待機。

そして、いよいよマイクロバスがスタジオに到着!
一気に建物に入っていらっしゃったみなさんの、あまりのオーラの強さに緊張がMAXまで高まりましたが、ずっとニコニコとしていらしたソイ・チェン監督の笑顔に癒されました。ご用意した駄菓子や和菓子、軽食、イチゴにも次々と手をのばしていただいて、ホッとひと安心。

お忙しいなかの短い時間だったため、衣装とヘアメイクを整えたら、さっそく撮影へ!
まずは、バックカバーの集合カットから。
ananでは恒例のグループショットですが、みなさんそれぞれ位置のバランスを見ながらの息の合ったポージングが完璧で、ほとんど位置の調整などすることなくスムーズに撮影することができました。
スタッフの間からも、全員が揃った写真のあまりのカッコよさに「おおーっ!」というどよめきと拍手が。

続いて、ソロカットへ。

龍捲風 (ロンギュンフォン)を演じたルイス・クーさんの佇まいの美しさには思わずため息が…

サングラスの下に見える鋭くも優しい眼差し

ルイスさんご本人の人柄の温かさが滲み出ているよう

ツルッとした美肌も印象的だった、陳洛軍(チャン・ロッグワン)役のレイモンド・ラムさん

役柄とは印象の違う洗練されたポージング。役作りの凄さを改めて感じます

米粒を顔につけていた陳洛軍とはまた違った色気が漂う

十二少(サップイー)役のトニー・ウーさんは、こんな開脚ポーズも披露してくださっていました

クールな雰囲気からくしゃっと笑った表情まで、コロコロ変わる表情に釘付け!

十二少のいたずらっぽさも感じられる表情が素敵です

四仔(セイジャイ)役のジャーマン・チョンさんは、カメラを見つめる強く優しい瞳がとても魅力的

衣装の着こなしもバッチリきまっていました!

劇中ではあまり見せない笑顔もたくさん見ることができて、幸せな気持ちに

普段撮られる側ではないことが信じられないような、ソイ・チェン監督の堂にいった立ち姿

現場を和ませてくださった、柔らかな笑顔

こちらは、打って変わって、まるで、ノワール映画のワンシーンのよう

ひとりが撮影している間、他の方々が歓声で盛り上げるという、映画の中さながらの仲の良さ! 特に監督の撮影の時は、大きな歓声と笑い声で大盛り上がり!

陰影をつけたライティングで、役のバックストーリーを感じさせるような深みのある表情から、とびきりチャーミングな笑顔まで撮らせていただきました。

そして、再度5人揃って、カメラに向かって歩いていただいたり、リラックスしてわちゃわちゃとお話している様子を撮影。
こちらから細かい指示をせずとも、肩に手をかけたりハグしたりと、お互いへの信頼と絆が垣間見えるポーズを次々と見せてくれるみなさん。こちらが求めているものを本当によく分かっていらっしゃる…とありがたい気持ちが込み上げました。

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その後はみなさん一緒にテーブルを囲んでインタビューへ。
自分の演じた役柄のことや、撮影現場でのエピソード、好きな日本のカルチャーについてまで、終始和やかなムードの中進行。取材の合間には、ananの見本誌を手にとって、グラビアページや旅の企画などを興味深そうに見てくださっていました。
後輩のみなさんにツッコミを入れたり冗談も交えて回答されていたルイス・クーさんが、最後の読者へのメッセージでは心に響く真摯なコメントで締めてくださったのも、胸に染みました。

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取材が終わり、マイクロバスで走り去るみなさんを手を振って送り出したスタッフ一同。興奮冷めやらず、しばしスタジオに残って、素敵だったみなさんの様子や作品の素晴らしさを改めて語り合っていました。

あっという間の時間でしたが、自分の編集者人生の中でも特に思い出深い日になりました。

貴重なお時間をくださった監督とキャストのみなさま、ご協力いただいた香港と日本のスタッフのみなさま、記事を読んでくださった読者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

後記の後記 -その1-

撮影の日、歓迎の気持ちを伝えたく、手描きボードを作ってお迎え。
(“寨”の字が間違っていたことに、後で気がつきました…)

後記の後記 -その2-

後日、香港のAIRSIDEで行われていた本作のセット再現展示がどうしても見たくて、日帰りで香港に行ってきました。展示の後には、九龍城砦跡地に作られた九龍寨城公園にも。AIRSIDEでの展示は終了しましたが、5月にこちらの公園に会場を移してまた開催される予定とのことなので、寨民の方は、ぜひ、訪れてみてください!

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INFORMATION インフォメーション

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』

舞台は、かつて香港に存在した「九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)」。1980年代、香港へ密航してきた陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の組織に追われて九龍城砦へ逃げ込む。そこで、城砦の秩序と平和を守る龍捲風 (ロンギュンフォン)と、龍を慕う信一(ソンヤッ)、十二少(サップイー)、四仔(セイジャイ)ら住民たちと絆を深め合い、そこでの暮らしに生きがいを見出していく。しかし、やがて、時代の流れと共に、九龍城砦をめぐる覇権争いが激化。陳洛軍らも、その渦の中に巻き込まれていくのだった…。
監督:ソイ・チェン 
アクション 監督:谷垣健治 
音楽:川井憲次 
出演:ルイス・クー、レイモンド・ラム、テレンス・ラウ、フィリップ・ン、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、リッチー・レン、ケニー・ウォン、サモ・ハン、アーロン・クォック
新宿バルト9ほか全国にて絶賛公開中。
また、異例のロングラン&大ヒットに応える形で、4月4日から日本語吹替版の上映もスタート!

公式サイト

写真・泉山美代子

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