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Message To EIKI
最近、本当に振り覚えが早くなった! EIKIはオーディションからダンスを始めたので、ずっとダンスをしてきたメンバーに比べると最初の頃は苦労していましたけど、それを努力ではねのけて、今では他のメンバーに比べても遜色ないくらいのスピードで振り付けを覚えてしまうんです。EIKIはプライベートでもダンスレッスンを受けたり、日々努力しているので、僕も刺激をもらってます。
Message To NAOYA
パフォーマンスに関してはもともと天才だったけど、自分をさらけ出せるようになってからは、よりキャラクターが確立されたなと思います。NAOYAの憑依力って世界でもトップクラスだと思うんですけど、どんな曲でもその世界に入り込み、一瞬たりとも集中を切らさずやりきるところがすごい。デビュー当初から上京組として一緒に過ごす時間が長くて、特に話さなくても居心地がいい存在です。
【EIKI】自分に足りないのは経験だけ。練習あるのみ!

デビューから今までを「一回り大きく成長するための時間だった」と振り返るEIKIさん。特に、未経験から始めたダンスはメキメキと上達し、今や難しい振り付けもなんなくこなせるように。
「ダンスは今でも先生とマンツーマンでレッスンしていて、基礎から学んでいます。基礎が身についていないとどんな振り付けもカッコよくならないから、忙しい合間を縫ってでも基礎レッスンは継続していきたいですね。そのおかげか、土台がしっかりしてきたなというのは実感しています。まだまだではあるんですけど!」
以前はダンスで悔しい思いをすることもあったが、他のメンバーに追いつこうと必死で食らいついていくうちに「今は一周回って、シンプルにダンスがすごく楽しい!」とはじける笑顔を見せた。
「例えば難しいステップができるようになったとか、そういう成功体験の積み重ねがモチベーションになってるんですよね。その結果、今ではただ純粋に音楽に合わせて体を動かすことが楽しいダンスキッズみたいになってます(笑)。今、自分が向かっている方向性は間違っていないと思うので、あと足りないのは経験値。それを補うためにも、練習あるのみですね」
1st EP『Royal Straight Flush』ではユニット曲「HERO SUIT」で作詞・作曲にも挑戦。MAZZELならではの青春ロックを見せる。
「ユニットを組んだSEITOとRYUKIはMAZZELの中でも攻撃力の高いメンバーですし、僕ももともとロックが好きなので、この曲にぴったりの3人ですよね。『HERO SUIT』はひとりひとりが際立つパートもあれば、3人の力が合わさってさらに輝くパートもあるので、この3人の化学反応をぜひ楽しんでもらいたいです」
今回のEPは「ダンスチューンで勝負をかける」作品と定義づけ、特に2月に先行配信された「J.O.K.E.R.」、表題曲「King Kila Game」のパフォーマンスには自信を覗かせた。
「どちらも歌詞を聴かせるより、サウンド重視でパフォーマンスを見せていく楽曲。この2曲は表裏一体で、それぞれリンクした世界観になっているんですよ。『J.O.K.E.R.』は激しいメロディが続く合間にセクシーさが感じられる僕のパートが挟まれていて、そういう“味変”要素にもぜひ注目して聴いていただきたいです」
PROFILE プロフィール
エイキ
2001年12月6日生まれ、愛知県出身。ダンス未経験からデビューを掴み、長年の野球経験で培った身体能力を活かしてステージで存在感を発揮する。「あんこが好きで、どちらかといえばつぶあん派。最近、大福にハマってます」
【NAOYA】環境が変わるなか、友だちという存在に救われた。

自分にとっていい意味での変化をもたらしてくれたのは「東京で友だちができたこと」だと語るNAOYAさん。
「僕は神戸出身なので、デビューしたばかりの頃は東京に友だちがいなかったんですよ。上京してから環境がガラッと変わって、人間関係も変わるなかで、友だちの存在って大きいんだなと改めて感じました。もともと考えすぎてしまう性格なんですけど、性格って変えようと思って変えられるものじゃないから。名言集を読んで、心惹かれた言葉をメモしたりもしてみたけど、自分の中で一番大きかったのは友だちの存在でした。メンバーにもすごく助けられましたね。SEITOとはほぼ毎日一緒にいるけど、SEITOが何をしていても、何をされても、何があってもこの関係性は変わらへんと思います。『おじいちゃんになってもずっとこんなふうにアホみたいに笑ってるんやろうな』ってよく話してます(笑)」
1st EP『Royal Straight Flush』ではHAYATOさんとのユニット曲「to me」で新たな魅力を開花させた。
「HAYATOとのコンビはファンの方から“なおトム”と呼ばれています。そんなHAYATOとユニット曲を歌えるということが嬉しかったですし、“なおトム”にしか歌えない曲だなと思いますね。デビュー当初はHAYATOと僕の声が似ていて、たまに自分でもわからなくなるくらいだったんですけど、いろんな経験を経て声や歌い方にそれぞれ個性が生まれて。そういう成長を感じられる曲でもあります。この曲は歌詞がいいんですよ。ありのままでいいんだよというメッセージが込められているので、僕自身も歌っていて元気になれる曲ですね」
2月に先行配信された「J.O.K.E.R.」は、MAZZELらしい個性が詰まった曲。序盤から大技連発の振り付けも目を引く。
「MAZZELってほんまにメンバーの個性がバラバラなんですよ。『J.O.K.E.R.』は振り付けも全員違うから、よりMAZZELらしさが伝わると思います。それに、曲のドあたまからアクロバットみたいな動きをするグループってあまりいないですよね(笑)。SEITOとRANが踊るラストの振り付けは二人が作っているんですけど、自分たちの強みをダンスで存分に表現していて、痺れますよ」
PROFILE プロフィール
ナオヤ
2003年4月28日生まれ、兵庫県出身。曲の世界に没入するような表現力とややハスキーな甘い声が魅力。「モデル業に興味があります。顔立ちも体型も中性的なので、中性的なファッションやメイクに挑戦してみたい!」
PROFILE プロフィール
MAZZEL
マーゼル オーディション番組『MISSIONx2』で選ばれた8人組ダンス&ボーカルグループ。2023年5月にシングル『Vivid』でデビュー。
anan 2444号(2025年4月23日発売)より