【東京】水上ホテル体験・PETALS TOKYO(ペタルス トーキョー)
天王洲の運河に浮かぶ唯一無二の非日常空間。

1、白い帆のような屋根を持つイベントスペース「T‐LOTUS M」を挟む形で、4隻の「PETALS TOKYO」が、その名のとおり蓮の花びらのように浮かぶ。
ホテルが建つ、というより浮かぶのは、天王洲の運河の上。まさにウォーターフロントの大パノラマと、風の影響や船の行き来でゆらゆら揺れる水面を足元に感じられる、特別感たっぷりのシチュエーション。
この水上ホテルを手がけるのは、天王洲と縁が深く、文化度の高い事業でも知られる寺田倉庫。4隻あるホテルの外観は、アムステルダムのハウスボートから着想を得たという、カラフルかつ手作り感ある佇まい。デザインはそれぞれ異なり、客室内は一転してラグジュアリー。インテリア、アート、窓から見える景色…一つとして同じものはない。稀有な宿泊体験として記憶に残りそう。

2、桟橋を渡って客室へ。

3、朝食はパンにコーヒーなどが付いたモーニングバスケット(2名¥7,000)のオプションも。開放感あるルーフテラスでいただくのがおすすめ。

4、丸い舷窓が水上ホテルならでは。

5、窓は西向き。時間の移ろいが感じられやすく、とくに水面に夕日が映る日没あたりの景色は格別。(3、4、5の部屋はすべて「PETAL 3‐Charm & Cozy」)
【東京】渋谷の中の渋谷体験・lyf(ライフ)渋谷東京
スクランブル交差点etc…ホテル内でも“渋谷”を体感。

1、「SAY HI!!」のボードでゲストを歓迎。その隣の犬のモニュメントは、約650個もの使用済みビーチサンダルで制作された、ホテルのシンボル的な存在。
昨年12月19日にオープン。渋谷PARCOの向かいというカルチャー色の強い立地もさることながら、中に入るとそこにはまたアーティスティックな“渋谷”が出現。
エントランスで出迎えるのは、渋谷のハチ公像からインスピレーションを得たという色とりどりの犬のモニュメントや、渋谷の街にある建物、通り、駅などがモチーフとなった壁一面のグラフィック。「これはあの場所では?」と思わず探し当てたくなる。さらに、エレベーターに乗っても降りても、客室にも、渋谷を思わせる作品がそこかしこに。リアルな街中はもちろん、ホテル内でも感性の刺激を楽しみたい人にぴったり。

2、地上9階、全200室。各階のエレベーターホールにあるアートは、渋谷に実際にある数字を模したもの。

3、ランドリールームは、ビビッドなアートでラッピングされた、ひときわ写真映えする空間。

4、8階と9階のエレベーターホールの窓からは、晴れると富士山が見える。

5、4人で泊まれる「オールトゥギャザー」。広々としたワークデスクも完備。
anan 2431号(2025年1月22日発売)より